タフライト: この技術は、テストで性能を実証ずみのボードを正確に再現することができます。したがって、サーファーは購入する前からそのボードが必ず期待に応えてくれることが分かるのです。また、性能を左右する第2の側面は重量です。ボードが軽ければ軽いほど、敏感でレスポンスが良くなります。すなわち、より早いターン、より厳しい位置取り、高いエアリアル、フローターをよりコントロールすることが可能となるのです。高耐久構造: サーフテックが開発したのは、サーフィンによって受ける過酷な負荷に負けることのないタフなボードです。通常の使用でデッキがデコボコになったり樹脂が剥がれることがなく、少々の衝撃でも穴があくことのない十分な強度があります。

FSR(フルサンドイッチレール)---なぜ重要か?: サーフボードで最も痛みやすく、壊れやすいのがレール部分です。したがって、ここが最も補強を必要とする箇所の一つです。FSR構造を採用するタフライトは、レール部分をグラスファイバー/PVC(塩化ビニール)のサンドイッチシェルで継ぎ目なく完全に覆う唯一のエポキシ技術です。この構造を採用するためには、より多くの手間と時間、費用がかかりますが、求められる性能すなわち、レールから樹脂がはがれたりすることなく軽量・耐久性・ハイパフォーマンスを達成するためには必要不可欠です。FSRは、サーフテックが10年以上に及ぶ研究を経て開発した独自の技術です。



1. 高精度ブランクス
精密に造られた型でEPS発泡ポリスチレン(スタイロフォーム)ブランクスが成形されます。できあがったブランクスは、200箇所以上の寸法が計測されマスターシェイプと完全に一致するよう検査されます。

2. PVCシェル
ブランクス用とは別にPVC(塩化ビニール )シェル専用の精密型が造られます。この型で熱処理し加工されたPVCは、継ぎ目なくレール全体を覆うシェル状になります。

3.サンドイッチラミネーション
(グラス-PVC-グラス)
" 2"で成形されたPVCシェルは、内外面をエポキシ樹脂と2,3層のグラスファイバーでサンドイッチされます。これにより、非常に丈夫なシェルを持つブランクスが出来上がります。

4. フィンボックスの取付
この段階でフィンボックスとリーシュプラグがブランクスに埋め込まれます→10. クリアコート/ポリッシュ塗装面にデカールおよびグラフィックス、そしてクリアコートが施され、ポリッシュで仕上げられます。
5. ボトムラミネーション
PVCシェル外面にグラスファイバーを巻くために、2つの工程を経ます。最初に、ボトム&レール部分に手作業でグラスファイバー/エポキシ樹脂を積層(ラミネーション)させます。続いて、ボードは速やかにバキューム(減圧)処理されます。バキューム処理により、グラスファイバー/エポキシ樹脂が理想的配分で、均等な圧力でブランクスに接着されます。この処理が終わると、ボトム/レールは空洞のない完璧なラミネーションとなるだけでなく、グラスファイバーが圧着されるため構造的により強固となり、タフライトの俊敏なフィールを実現するのに貢献しています。

6. デッキラミネーション
" 5"と同様の工程でデッキ面をラミネートし、レール部分でボトムラミネーションとオーバーラップさせます。

7. サンドコート
高精度な型を用いたバキューム処理により、ボードの表面は大変なめらかなものになります。したがって、タフライトはサンディングのためのコーティングがとても薄く、無駄な重量をなくしています。

8. サンディング
マスターシェイプを正確に再現するために、機械と手作業でテンプレートを多用しサンディングされます。

9. ペイント
ベース塗料(プライマ)の上に、高級マルチステージ塗料でペイントされ、オーブンで焼き付けされます。
 

サーフテックのコンポジット技術が生んだ唯一のウッド&エポキシボード。本木パネルを使用したその美しい仕上がりは、他に類を見ないものです。そして、見た目だけではない性能の高さがサーフテックの証明。基本構造はタフライトと同様、超軽量スタイロフォームをコアとしPVCシェルの代わりに本物のウッドベニヤでシェルを形成。ウッド内面をグラス&エポキシ樹脂で強化、ウッド外面は通常のポリエステル樹脂でコーティングしてあります。ウッドの美しい木目を保つとともに、表面の損傷は一般のポリエステル樹脂で補修できます。また、タフライトより若干重量が増すためウレタンボードに近いライディングフィールを味わえます。

 

これは、ガレージでの日曜大工レベルの技術ではありません。高度な金型技術、高精度なラミネート作業と樹脂技術を要します。事実、サンドイッチ材とEPSブランクスの結合は、F-1等のカーボンモノコックの成形と同様、圧力オーブンの中でエポキシ樹脂を用いて高温圧着されます。このサンドイッチ材は、大変高価ながら高い耐温性と耐衝撃性をもつ3mm厚の高密度PVC版をガラス繊維で挟み込んでいます。熱処理による硬化がすむと、丈夫なシェルと軽量コアをもつ先進複合ボード『タフライト』『ウッディー』の完成です。これまでのウレタン/ポリエステルボードをあらゆる性能面でしのぐ新世代構造です。